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日本人と中国人の世間観―─諺に見られる

言語表現からの検証と考察─―

黄欣

0.はじめに

一般に、言語表現の上から、その言語を使用する民族集団の文化的特色を見て取ることができる。特に、日常生活から生まれ、民衆の知恵の結晶として使

われてきた諺は、各民族それぞれの伝統的な物の見方?考え方を濃厚に反映し

ている。元来、諺は民衆の知恵の総合とも言うべきものであることから、異なった民族の諺でも、形式から内容まで共通性をもっているものもあるが、諺は各民族の民衆によって作り出されたものであり、各民族の歴史、地理環境、生産活動および人々の生活習慣、思考の方式などに差異があるため、各民族の自然観、世間観、人生観などの面にその民族固有の特性、文化の特色が見られ、

諺にそれが反映されている。本稿では、日本と中国の諺を分析し?諺に見られ

言語表現の上から両国の人々の世間観の特徴を検証し、考察していく。

なお、本稿では主として日本の諺をもとに、それと対応する中国の諺を取り上げて比較するが、中国の諺の中でも漢民族の諺を、また特に、両国でも一般の民衆たちによく知られ、生活の中でよく使われている諺を取り上げる。同時に、日本と中国それぞれの独自の諺も考察の対象とする。

1.諺について

1.1. 日本の諺の定義

諺の定義については、藤沢(1960)によれば、日本の諺には広義と狭義の二種類の定義があるとし、「広義とは、どんなことばでも、一定の形をとって、俗

間に伝唱されれば、みなことわざである」1 としている。藤沢によれば、日本語

の慣用句、歌謡、なぞは、すべて諺ということになり、「ただ一つの形容詞であ

っても、それが一定の形をとって、常にある種のことがらを形容するものとして知られていけば、それはすでにことわざである」2 とまで述べている。

54 黄欣

狭義の諺について藤沢は、「ある種類の教訓、警戒、風刺、またはその他の視察経験による知識をいいあらわしたものである」3 としている。これについて、金子(1969)は次のように説明している。

ことわざは……民衆の中からいわばおのずから生まれ出たものである。……民衆がその体験によってみずから得た教訓なのである。……いわば、民

衆同士が肩を叩いての忠言、助言である。4

ことわざは、民衆がその実際生活の体験の中から、人間や人生に対する

批評として生み出したものであり、また逆に、人間や人生を批評する場合

にも用いられるものである。5

すなわち、諺は民衆により作り出された教訓であり、民衆同士の間の忠誡のことばであるが、この点について金丸(1983)は、「ことわざは、日常経験から生

まれた民衆の知恵の結晶であり、民衆の行動の指針と言えます」6 と述べている。

1.2.中国の諺(? 栌)の定義

中国では、諺は一般に“”とか“”とか、あるいは“”とか呼ばれ

ている。近代になって、中国の諺にも広義の定義と狭義の定義がある。広義の諺とは、人々の話し言葉に広く伝わっている俚諺、俗語のすべてを指すという見解であり、慣用語、歇後語などをもそれに含まれる。狭義の諺については、近代では多くの先行研究で郭紹虞の定義が採用されてきている。郭(1948)は、諺とは、人間の実際の経験の結果であり、美しい語彙を用いて表現され、

日常会話で、自由に使われて、人間の行為を規定する言語である。7

と定義している。80 年代に入ると、狭義の諺の定義について、いくつかの見解

が現われた。

武占坤、馬国凡(1983)は、

, , ,

, “”。8(諺と

は、だれにも分かりやすく簡潔で、生き生きとした韻文または短文である。諺は、一般に口語の表現形式によって民間に広く用いられ伝えられるもので、民衆が生活上の体験や感動を表現する一種の「既成語」である。)

日本人と中国人の世間観55

と定義し、そして唐啓運(1981)は、

, 。9(諺

とは、熟語の一種であり、民衆の間で話し言葉として広く流布している固

定的な既成語である。)

, ……

。10(諺は、民衆の知恵の結晶であり……さまざまな経験が簡潔に、

力強く総括されたものである。)

と解釈している。これらの定義に共通していることは、諺が民衆の実際の体験を総括したものであって、体験を伝えることを目的としているという点である。

また、温端政は、「ことわざには、もう一つ別の働きがある。それは、客観的な

事柄についての認識を伝えるという役割である」11 と述べている。

以上から、中国語において諺()は、民衆によって作り出され、民衆の

知恵、経験、認識を広く伝え、比較的固定的であって、簡潔で口語性の強い話し言葉であると定義することができよう。

1.3.両国の諺の定義における共通点

両国の諺の共通点をまとめてみると、次のようになる。

①特定の作者がなく、民衆に作り出され、経験や認識を伝えるものである

こと。

②古くから口伝えによって伝えられてきて、継承されてきたものであること。

③簡潔で通俗的であり、口語性が強いものであること。

④比較的定形性を有すること。ただし、その定形性は相対的なものであり、構造上かなりの融通性があること。

⑤民族の歴史や風俗、文化と深くかかわっているものが多いこと。1.4.諺と世間観との関わり

以上述べたように、日中両国において、諺の定義には共通点が多く存在している。諺は社会に生活する多くの人々の共通感覚として、名も知れない民衆により作り出され、多くの人々に用いられてきている。諺には人々が自然や社会的実践から得た経験や認識を表わすものが多いので、諺を分析することによっ56 黄欣

て、自然や社会に対する人々の見方?考え方が窺い知れる。加えて、諺はその

民族の歴史や風俗、文化と深くかかわっているものが多く、その民族特有の民族性が濃厚に反映していることによって、日本と中国の諺から両国の人々に特有の世間観も窺い知ることができよう。

2.世間観について

人間と社会の関係について、四つの議論があると指摘されている。すなわち、①社会は個人の集合体であるが、個人は社会より重要な単位であると考える個人主体論、②社会は個人の総合以上のものであると考える社会有機体論、③個人と社会は互いに関係し合うと考える個人社会相互論、④個人と社会は対立する概念ではなく結局は同じもの、あるいは次元の異なるものとして対置すると考える融合論の四つである。12

2.1.日本人の世間観

穴田(1982)は、個人と社会について日本人は、「社会は個人の総合以上のものであるという社会有機体説のように、極端ではないにしろ、社会優位の行動傾向を有する国民であるとされている」13 と指摘している。この日本人特有の世間観が、諺にどのように反映されているのかについて検証してみよう。

例えば日本の諺には、次のようなものがある:

壁に耳あり障子に目あり

旅の恥はかき捨て

あとは野となれ山となれ

これらの諺からは日本人の社会に対する見方や考え方が窺い知れる。すなわち、

「壁に耳あり障子に目あり」は、日本人は行動するときに、いつも他人あるいは社会が自分をどう見ているか、社会にどう思われているかということが気になり、自分の行動が他人の目に左右されることがあるが、ここで言う「他人」とは身近にかかわりのある「他人」のことである。だからこそ、身近にかかわりのある「他人」の範囲を超えた他人や社会に対しては、「旅の恥はかき捨て」や「あとは野となれ山となれ」となるのである。

文化人類学者ルース?ベネディクトは、文化には「罪の文化」と「恥の文化」

の二つのパターンがあるとし、その書『菊と刀』において、日本文化について日本人と中国人の世間観57

言及し、結論として日本文化は「恥の文化」の代表であるとしている。この知見は、現在ほぼ定着している。ベネディクトが指摘したように、日本人は行動の根幹に常に身近にかかわりのある他人を意識し、その他人に対して恥かしいという意識が行動を起させたり止めさせたりするのである。日本人が罪の意識よりも恥の意識を重視するのは、武士階級成立以来の伝統と幼児期から恥を強調する教育を続けてきたためとベネディクトは見ている。この「恥」に関する諺は、日本には相当数ある。例えば、

恥は家の病

恥の上塗り

仰いで天に恥じず

言わぬ心に恥じよ

恥を言わねば理が聞こえぬ

恥を知らねば恥かかず

恥を知る者は恥かかず

聞くは一時の恥聞かぬは一生の恥

などは、いずれも「恥」に関する日本人の考え方を表わしており、日本人の心性の中には身近のかかわりのある他人に対する「恥を恐れる」という心理が根深く存在していることが分かる。上にあげた諺のほかにも、次のようなものがある:

石橋を叩いて渡る

「石で作られた橋であっても叩いて、大丈夫だと確かめてから渡る」という意味である。はたから見ると滑稽な感じがするが、すべての物事に対する日本人の用心深さがみごとに表現されている。これはやはり上に述べたように、日本人は恥を恐れ、常に他人の目が気になり、他人に笑われないように行動するという特性がよく現われている。日本人の国民性とも思われる恥を恐れる心理はまたいくつかの諺から見てとることができる。例えば、

転ばぬ先の杖

濡れぬ先の傘

念には念を入れ

などのようなものがそれである。

58 黄欣

そして、社会全体を見れば、日本人は、

渡る世間に鬼はない

という世間観をもっている。すなわち、冷たいように見えても、人の情というものはあるものである。このような楽天的な世間観は、日本の自然環境と歴史環境に由来するものと考えられる。

日本は地理的な環境によって、古くから豊かな自然条件に恵まれてきた。周囲を海で囲まれ、気候は海洋性気候であり、温暖、湿潤がその特徴である。このような気候条件は生業にすぐれた条件を与えてきた。恵まれた自然環境のもとで暮らしてきた日本人が自然に対して、自然はそのままが一番美しいとするのは当然のことであり、世間に対しても、世間には悪いことはなく、悪い人はいないと認識するのである。そして、地理的に周囲を海で囲まれ、世界から隔

てられている自然の条件によって、日本は異民族による軍事的な侵略、政治的な支配はほとんど受けてきていない。単一民族が一つの島国に居住し、鎖国や長い封建制度によって、社会は比較的安定していた。このことからこの日本人独特の世間観を表わす諺が産み出されてきたのであろう。言うまでもなく、「渡る世間に鬼はない」とは正反対に、

渡る世間は鬼ばかり

という諺もあるが、それは、世間は常に変化しつつあるものであって、よい面だけでなく、悪い面もあるという認識が反映されている。

また、日本には次のような諺もある:

言わぬが花

見ぬが仏聞かぬが花

見ざる聞かざる言わざる

これらの諺から日本人はストレートな伝達をできるだけ避け、腹芸や以心伝心というように非理論的な読みを重要視する志向性がうかがわれる。すなわち、日本人の好みの中に「以心伝心」があり、あまり口数多くしゃべるのをよしとしない価値観がある。黙っていても自ら心が通じ理解し合えることが日本人の理想なのである。

以上のほか、日本の諺には、「うそ」に関するものも尐なくない。うそは悪い日本人と中国人の世間観59

ものであるが、場合によって方便ともなる。方便とは仏教で衆生を教え導くための手段のことであるが、

うそつきは泥棒の始まり

というように、うそは偽りの最も有用な手段であり、うそをつかない習慣を養わなければ、盗みをする恐れがあるという警告である。その一方で、

うそも方便

とか、

うそは世の宝

というように、うそをつくのはよくないが、物事が円滑に遂行していくためにはうそをつくことも必要であるという、うその功能を説いている。2.2.中国人の世間観

一方、中国人は伝統を重んじる国民であるが、伝統主義は保守主義に転化しやすい。中国人は絶えず社会や経済生活に調和を見出そうとし、もっとも安全でかつ持続性のある自己保全の方法を求める。このことによって、

, (世の中のことは冷静であってはじめてわかり、人

情は淡白であってはじめて長続きする)

(大樹のそばを離れなければ、焚く薪に困らない)

, (人への便宜は自分への便宜)

というような諺が産み出されることとなったのであろう。そして、中国人は長い歴史の中で、社会なるものを見てきた結果、

, (世情は冷暖を見、人面は高低を逐う)

のような冷たい世間への感慨や、「世間」と「人情」をどのように把握するのか

ということについての指針が諺によって示されてきている。また、世の中で生活していくためには、

, (旅にはよい伴、住むにはよい隣家)

が必要となり、たとえ一時的に困窮な境地に陥ったとしても、

60 黄欣

(小を耐え忍ばないと、大謀を乱す)

であるから、

, (車は山に近づけば必ず路が現われ、船は

橋脚に近づけば自ずとまっすぐに進む)

と信じて落胆せず、

(一歩退けば天高く地闊し)

になれると楽観視することを会得してきたのである。

中国人の特性の一つとしてしばしば指摘されるのは、中国人の忍従性であるが、中国の諺に“忍”あるいは“忍耐”に関するものには、上に挙げた“

”のほかに、

, (一日の怒りを忍んで、百日の憂いをまぬかれる)

(忍ぶという字は、心の上に刃という字)

, (苦中の苦に耐えなければ、人の上に立つ人になれ

ない)

, (苦中の苦に耐えなければ、甘中の甘は得られない)

のようなものもある。すなわち、厳しい自然環境とつらい社会の中で生存していくためには、“忍耐”が必要とされる。しかし、こういう忍耐は受身の忍耐で

はなく、忍耐の中に“, ”とか“”

とかいうように、期待、希望などが込められており、粘り強く生を追求する精神に支えられた主動的な忍耐である。

中国人が何故に忍従性、粘り強さを有するのかについては、それを自然環境と歴史的な背景に求めることができる。

中国は領土が広く、各地域の気候条件も一様ではない。海岸線は東側にしかなく、国土全体に比べると、沿岸の面積はきわめて小さく、海洋の影響はほとんどない。中国の南方は日本と類似した気候状況であるが、中国の北方地域とくに内陸地域は、これとは違って大陸性気候である。北方地域の気候条件は日本よりかなり厳しいと言っても過言ではない。大陸性気候のために寒暖の差が激しいし、雤量も尐ない。住民は常に旱魃に苦しんできたが、長江、黄河のような大河があるので、時には洪水に見舞われ、家や田畑を失う目にあう。黄河日本人と中国人の世間観61

の氾濫と治水は歴史的事実として多くの記録を残してきた。中国の歴史は夏の禹王の治水から始まったと伝えられ、「大禹治水」という言葉は今でも一般に知

られている。中国文明は中国北方の黄河流域から発生し、そこから次第に南の方へ拡散し浸透していったため、中国人のあらゆる観念は中国北方の黄河文明がベースとなっている。中国人は务悪な自然の中で鍛えられ、絶えず人間の生存の場を求めてきた。

呉主恵(1989)によると、「自然環境は自然的事実を生みだし、同時に人間に教える。自然的事実の中に自然的脅威の存在が一つの内容をなしている」14 のであるが、中国の歴史はある意味において、「漢民族を中心とする中国人の自

的事実に対して、挑戦し、かつ順応していく記録であったといえる」。15 自然の

脅威は、洪水、旱害、蝗害などが挙げられるが、これらの脅威の多くは農業生産と関係し、生存に関わるものである。このような自然の脅威は、農民に不可抗力的だと思わせ、宿命的な意識を与え、さらに生への執着という意識によって強く支配され、それによって、自然に抗しつつ、「自然に対する順応性も知り、

宿命に対する調和性を覚え、知らず知らずのうちに、そこから忍従性を習得するにいたった」16 のである。

歴史的環境については、歴史上幾多の王朝の栄枯盛衰は中国人の精神的特性の形成にも大きな影響を与えてきた。歴代王朝の栄枯盛衰に伴う社会の動乱の中で生存していくためには、中国人に忍従が求められた。しかし、この忍従はやはり単に受動的なものではなく、常に期待、希望をもちながら、生を追求する主動性のある忍従である。

また、

(足るを知る者は常に楽あり)

, (足るを知れば、辱しめられず)

などのようなものも存在している。これらの諺から中国人特有の考え方が窺えるが、それは中国人の特性としてしばしば指摘される「楽天性」と「知足思想」である。

知足思想は、宿命観から派生したものであるが、これは老子の無欲思想に遡ることができる。老子の《道徳経》に現われた“知足不辱、知止不怠”および“莫大于不知足、咎莫大于欲得、故知足之足常足矣”がそれである。上に挙例した“, ”は、老子のこの《道徳経》が出所である。知足思想

62 黄欣

はまた楽天性の思想的根拠となっている。そして、儒家の貧楽思想もこの楽天性の形成に深くかかわっている。呉主恵によれば、中国人は、生きるために生きるのであって、もし生きるなら、あるいは生きられるなら、どこまでも生きて行く、すなわち徹底的に生き抜くということであり、そこに楽天性の中から粘り強い性格と簡単にあきらめてしまう性格の二律背反的な人間性を見出すこ

とができよう。17 しかし、この簡単にあきらめてしまうという性格には、生への執着を簡単に捨て去るというものではなく、やはり生への期待や希望を持ちながら、粘り強く生きていくという精神が背景に存在している。中国人は、生存するために社会に順応し忍耐しつつ、如何なる困難な境地に置かれても、常に生への執着を抱きつづけ、希望を持ちつづける国民であると言うことができよう。

ここで、いま一つ諺を取り上げてみる。それは、

(天は意志のある人にそむかぬ)

であるが、「あきらめずに粘り強く努力すれば、いい結果が得られる」というこ

とを、“”に託しているところから中国人の“天”に対する考え方がこの諺から窺える。ここに現われる“天”は、自然現象としての“天”を指すのでは

なく、人の運命の主宰者としての“天”である。古代中国の人々にとっては、一般に人々の居住する大地に対して、頭上高く万物を覆っている“天”は、万物を創造し主宰する神秘的な存在、あるいは人間が死んだ後、その霊魂が上昇して宿るところなのである。すなわち、中国の古代の人々には、天は万物の主宰者であり、人の運命の主宰者であると信じられていた。これがいわゆる「天命観」であり、古くから経書により伝承されてきている。18 例えば、孔子は“, , , ”と説き、《論語》にも“”

というような説教が見えるが、「中国人の意識すると否とにかかわらず、その精

神生活を原則的に支配する。中国人は天の下で生活することを意識し……『天は自分たちの運命の主宰者である』ことを信じ」19 ており、そして中国人は、禍福は天の定めたものであると信じている。“天命”とは、神秘的な存在として

信じられるようになった“天”が、万物を主宰するために万物に命じた絶対的な命令としての“命”である。後に“命”という言葉も使われるようになったが、この言葉は明らかに“天の命”に由来したものである。すなわち、中国人は天命を尊ぶという特性を持っているのである。天を尊敬するがゆえに、天よ日本人と中国人の世間観63

り与えられたと思われる運命を素直に受け止め、禍であろうと、福であろうと、すべて天の意志であると信じている。このような、世の中の出来事と自然界に発生した災難や禍福とを因果関係で結び付ける考え方は、儒家の“天人合一”に由来する。このような考え方は諺にも反映されており、上にあげたもののほかに、“天”や“命運”、“禍福”に関する諺が数多く存在している。例えば、(一人一人の頭上にそれぞれ一つの天)

(天に運命を任せる)

(天には人を絶する路がない)

, (塞翁馬を失う、安んぞ福に非るを知らん)

などがそれである。これらの中には、古くから伝えられてきた封建的な教えや迷信などが含まれていることは言うまでもない。これらの諺を見ると、中国人は確かに運命というものを信じ、自分の命も天命に委ねるが、同時にまた自分自身の努力によって、運命は変えることができるものとも信じ、どれほど苦しい環境と困難が差し迫ろうとも、それを克服しながら、余裕を持って生きているのである。

なお、日本には、「塞翁馬を失う、安んぞ福に非るを知らん」という諺も存在しているが、それは明らかに中国から伝来したものであり、日本独自の諺ではない。

3. おわりに

中国の諺は数多く存在しているが、その中に集団の論理に関するものは尐なく、多くは個人の修養や教訓を説いたものである。本稿で挙例した“,

”、“, ”、“, ”、“”、

“, ”、“”、“”などはいずれもそ

うである。ここでもうひとつの例をあげてみよう。

時事造英雄(時世は英雄を造る)

既に述べたように、中国では歴史上多くの王朝の栄枯盛衰が見られ、それが

中国人の精神的特性の形成に大きな影響を与えてきた。歴代王朝の栄枯盛衰に伴う社会の動乱の中で生存していくために、中国人は忍従性を有するには有するが、同時に有力でかつ正義のある英雄に苦しい生活から救われたいとの願望64 黄欣

ももっていた。ここでいう「英雄」とは個人としての英雄であり、中国人には個人の力に対して一種の信仰とも言える思い入れがあると言うことができよう。

务悪な自然的環境と苛酷な歴史的環境の中で暮らしてきた中国人は、苦しい生活と厳しい政治体制のもとで生存していくために、いろいろと努力はしていくが、結局最後に頼りになるのがやはり自分自身しかないということを現実の社会状況から学ばされてきているのである。

1 藤沢衛彦1960、pp.208~209。

2 藤沢1960、p.209。

3 藤沢1960、p.209。

4 金子武雄1969、p.1。

5 金子1969、p.2。

6 金丸邦三1983、p.1。

7 郭紹虞1948、p.158、引用は温端政、高橋均、高橋由利子編訳。

8 武占坤、馬国凡1983、p.3。

9 唐啓運1981、p.55。

10 唐1981、p.58。

11 温端政1991、p.13。

12 穴田義孝1982、p.208。

13 穴田1982、p.213。

14 呉主恵1989、p.262。

15 呉1989、p.262。

16 呉1989、p.262。

17 呉1989、p.258?

18 呉1989、p.256。

19 呉1989、p.256。

参考文献

穴田義孝1982 『ことわざ社会心理学』人間の科学社

上野恵司1997 『ことばの文化背景』白帝社

温端政1991 『諺語のはなし―中国のことわざ』高橋均高橋由利子編訳

光生館

金丸邦三主編1983『日中ことわざ対照集』燎原書店

金子武雄1969 『日本のことわざ』社会思想社

呉主恵1989 『漢民族の研究―中国人のル―ツ―』マルジュ社

藤沢衛彦1960 『図説日本民俗学全集3ことば、ことわざ編』あかね書房

日本人と中国人の世間観65

李国棟1996 『日中文化の源流――文学と神話からの分析』白帝社

郭紹虞1948 『諺語研究』開明書店

武占坤馬国凡1983 『諺語』内蒙古人民出版社

陳克編著1993『中国語言民俗』天津人民出版社

唐啓運1981 『成語諺語歇後語典故概説』広東人民出版社__

中日谚语分析

中日谚语分析 中日谚语之间的关系大致分成两种: 1、 直接把中国的谚语翻译成日文。如: “百闻不如一见” 一一 「百聞0比一見如力、 2、 中日两国的谚语各不相同,但其含义相同。如: “歪打正着” 一一 「怪我功名」 对第一类不必做任何解释, 而对第二类, 则有时要进行必要的说明。 还有一些很难找到合 适的对应谚语,但它有特别之处,也适当地进行介绍。 第一类 青出于蓝而胜于蓝” 一一 「青0比藍出^疋藍^◎青(笳 光阴似箭一一一「光陰矢^如 一年之计在于春——「 一年^計0元旦」 滴水穿石一一一 「雨石总穿O 」(笳总^力NO ) 只知其一,不知其二........... 「一总知◎二总知^口 一叶落知天下秋一一 「一葉落^疋天下^秋总知§」 一年之计在于春一一「一年^計0元旦」 岁月不待人一一「歳月人总待尢 养子方知父母恩—— 「子知^親^恩」 知子莫若父 「子总知?§乙七父如」 千里之堤溃于蚁穴一一 「千里^堤蟻^穴力、 条条道路通罗马一一 「^^T^道0口一通 脍炙人口—— 「人口:膾炙乙力 笑里藏刀一一「笑中:刀笳 前门拒虎,后门进狼一一 「前門^虎、後門^狼」 千里之行,始于足下一一 「千里^道fe —歩起乙§」 笑里藏刀一一「笑中:刀笳 流水不腐,户枢不蠹一一 流^§水0腐 快马加鞭一一駆疗馬:鞭( 恩将仇报一一 恩总仇^返力、 子女不知父母心 ------ 親^心子知 照猫画虎一一猫总真似T 虎总力、< 一丘之貉 ......... 一O 穴^狢.(^七O 笳 放虎归山—— 虎总野:放o (^5^O :0^o ) 逐二兔者不得其一(鸡飞蛋打) ............ 二兎总追^者0、 一兎总fe 得^ (:^^fe^feo 0^o^^fe^T ) 千里之堤溃于蚁穴一一千里^堤fe 蟻^穴^5(00^) 画饼充饥—— 絵:描、、尢餅(力尢fe^) 雨后春笋一一 雨後^筍( 一箭双雕 ......... 一石二鳥( 鹬蚌相争,渔翁得利一一鹬 蚌O 争、、漁夫O 利貳笳5乞、、老 一将功成万古枯 ........... 一将功成0T 万骨枯§ 乙乙O 力、§) 说起来容易做起来难一一 言齐0易<、行齐0難 以毒攻毒 毒总以oT 毒总制T (^<^feoT^<^^^T ) 第二类 垂头丧气—— 「青菜0孝塩」(笳 功到自然成——一 「石三年」 (b <) 」⑺”) 」) 「石三年」

中日对照歇后语

中日对照歇后语 前文/后文:かけことば→こころ 阿Q挨打——忘得快/阿Qはどつかれても→すぐ忘れる 爱克斯光照人——看透了你/X線で人を照らす→君の心底見え透いている 八十岁考状元——人老心不老/80になってなお科挙の試験を受ける→年はとっても気持 ちは若い 八仙过海——各显其能/8仙人(日本では七福神)が海を渡る→それぞれが腕前を競う巴掌穿鞋——行不通/手の平で靴をはく→通らない→実行できない 拔苗助长——好心办坏事/はやく大きくなれと苗を引っ張って抜いてしまう→恩がかえ って仇になる。よかれと思ってしたことなのに 霸王别姬——无可奈何/覇王?虞美人との別離→いかんともなしがたし 班门弄斧——充内行(=献丑)/専門家の前で芸を披露する→釈迦に説法(=お粗末なが ら) 半路出家——从头学起/中途から出家する→頭(剃髪)から勉強する 薄冰上走路——提心吊胆/薄氷の上を歩く→おっかなびっくり。びくびくもの 背水作战——不留后路/背水の陣→後がない 闭着眼睛趟河——听天由命/目を閉じて川を渡る→運を天にまかせる 病入膏肓——不可救药(没法治)/病膏肓に入る→救いようがない。つける薬がない 菜刀切豆腐——不费劲/包丁で豆腐を切る→力は要らない 敞开窗子——说亮话/窓を全開して→何もかも率直に話をする 城门失火——池鱼遭殃(殃及池鱼)/城門の火事→池の魚がとばっちり 吃不了——兜着走/食べきれない→包んで持ってかえる 出头的钉子——先挨打/頭の出た釘→最初に打たれる 初生的牛犊——不怕虎/生まれたばかりの子牛→怖いもの知らず 春天的蜜蜂——闲不住/春のミツバチ→暇になることがない 打鱼的翻了船——倾家荡产/漁師が船を引っくり返す→家財を傾ける。破産する 大姑娘上轿——明里哭,暗里笑/オールドミスの嫁入り→上っ面は涙、内心はほくそえみ大海捞针——难/大海原で針さがし→難しい 大年初一吃饺子——没外人/正月元旦に餃子を食べる→内輪のものばかり 蛋打鸡飞......一场空/卵は割るし鶏には逃げられる→あぶはち捕らず 刀子嘴豆腐心——嘴硬心软(口恶心善)/鋭い口ぶり豆腐の心→口は悪いが心根は暖か得陇望蜀——贪心不足/隴を得て蜀を望む→欲張りすぎ 滴水穿石——不是一日之功/一滴一滴の水滴が石を穿つ→一日の功にあらず 丢了西瓜捡芝麻——因小失大/西瓜を捨てて胡麻を拾う→小事の為に大事を失う 冬天的笋子——出不了头/冬場の竹の子→頭角を表わせない 断了线的风筝——身不由己(无牵无挂)/糸の切れた凧→体が思うに任せない(全くの勝 手気まま) 对牛弹琴——白费劲/牛に琴を弾いて聞かせる(馬の耳に念仏)→無駄骨折り 放出笼的鸟儿——远走高飞/籠から飛び立った鳥→手元から空高く飛び去る 放虎归山——后患无穷/虎を放って山に返す→今後の災い尽きることなし 风前蜡烛——不长久/風前のともしび→長くはもたない 干了的葫芦——肚里空/乾いた瓢箪→腹の中は空っぽ。腹ペコ 赶鸭子上架——有意作难/アヒルを止まり木にとまらせる→無理難題の意地悪 高粱杆做扁担——挑不起重担/高粱の茎を天秤棒にする→重責は担えない

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日语谚语大全 2007-07-16 https://www.docsj.com/doc/1c102097.html, 点击: 23605 日语谚语大全 中日谚语之间的关系大致分成两种: 1,直接把中国的谚语翻译成日文。如: “百闻不如一见”----「百聞は一見に如かず」 (ひゃくぶんはいっけんにしかず) 2, 中日两国的谚语各不相同,但其含义相同。如: “歪打正着”----「怪我の功名」(けがのこうみょう) 对第一类不必做任何解释,而对第二类,则有时要进行必要的说明。还有一些很难找到合适的对应谚语,但它有特别之处,也适当地进行介绍。 第一类:“青出于蓝而胜于蓝”----「青は藍より出でて藍より青し」 (あおはあいよりいでてあいよりあおし) 第二类:“垂头丧气”----「青菜に塩」(あおなにしお) 第一类:“光阴似箭”---「光陰矢の如し」 (こういんやのごとし) “一年之计在于春”---「一年の計は元旦にあり」 (いちねんのけいはがんたんにあり) “滴水穿石”---「雨だれ石を穿つ」 (あまだれいしをうがつ) 第二类:“功到自然成”---「石の上にも三年] (いしのうえにもさんねん) “满瓶不响,半瓶叮当”---「空き樽は音高し」 (あきだるはおとたかし) “火烧眉毛”---「足下に火がつく」 (あしもとにひがつく) 第一类: “只知其一,不知其二。”------「一を知り二を知らず」 (いちをしりてにをしらず) “一叶落知天下秋。”------ 「一葉落ちて天下の秋を知る」 (いちようおちててんかのあきをしる) “一年之计在于春”------ 「一年の計は元旦にあり」 (いちねんのけいはがんたんにあり) 第二类: “马后炮”------「後の祭り」(あとのまつり)“事后搞庆祝活动” “八九不离十”------「当たらずといえども遠からず」

日语中的谚语

日语中的谚语(中日对照) 1.“百闻不如一见”----「百聞は一見に如かず」(ひゃくぶんはいっけんにしかず) 2.“歪打正着”----「怪我の功名」(けがのこうみょう) 3.“青出于蓝而胜于蓝”----「青は藍より出でて藍より青し」(あおはあいよりいでてあいよりあおし) 4.“垂头丧气”----「青菜に塩」(あおなにしお) 5.“光阴似箭”---「光陰矢の如し」(こういんやのごとし) 6.“一年之计在于春”---「一年の計は元旦にあり」(いちねんのけいはがんたんにあり) 7.“滴水穿石”---「雨だれ石を穿つ」(あまだれいしをうがつ) 8.“功到自然成”---「石の上にも三年](いしのうえにもさんねん) 9.“满瓶不响,半瓶叮当”---「空き樽は音高し」(あきだるはおとたかし) 10.“火烧眉毛”---「足下に火がつく」(あしもとにひがつく) 11.“只知其一,不知其二。”------「一を知り二を知らず」(いちをしりてにをしらず)11.“一叶落知天下秋。” ------ 「一葉落ちて天下の秋を知る」(いちようおちててんかのあきをしる) 12.“一年之计在于春” ------ 「一年の計は元旦にあり」(いちねんのけいはがんたんにあり) 13.“马后炮”------「後の祭り」(あとのまつり)“事后搞庆祝活动” 14.“八九不离十”------「当たらずといえども遠からず」(あたらずともいえどもとおからず) 15.“昙花一现”------「朝顔の花一時」(あさがおのはないちじ) 16.“岁月不待人”----「歳月人を待たず」(さいげつひとをまたず) 17.“养子方知父母恩”----「子をもって知る親の恩」(こをもってしるおやのおん) 18.“知子莫若父”----「子を知ること父に如くはなく」(こをしることちちにしくはなく) 19.“未雨绸缪”----「転ばぬ先の杖」(ころばぬさきのつえ) 20.“聪明反被聪明误”----「策士策に溺れる」(さくしさくにおぼれる) 21.“多一事不如少一事”----「触らぬ神に祟りなし」(さわらぬかみにたたりなし) 22.“千里之堤溃于蚁穴”----「千里の堤も蟻の穴から。」(せんりのつつみもありのあなから) 23.“条条道路通罗马”----「すべての道はローマに通ず。」(すべてのみちはローマにつうず) 24.“脍炙人口”----「人口に膾炙する」(じんこうにかいしゃする) 25.“笑里藏刀”----「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり) 26.“久居则安”----「住めば都」(すめばみやこ) 27.“天无绝人之路”----「捨てる神あれば助ける神あり」(すてるかみあればたすけるかみあり) 28.“英雄出少年”----「栴檀は双葉より芳し」(せんだんはふたばよりかんばし) 29.“宰鸡焉用牛刀”----「大根を正宗で切るなかれ」(だいこんをまさむねできるなかれ) 30.“前门拒虎,后门进狼。”----「前門の虎、後門の狼。」(ぜんもんのとら、こうもんのおおかみ。) 31.“千里之行,始于足下。”----「千里の道も一歩より起こる。」(せんりのみちもいっぽよりおこる。) 32.“笑里藏刀。”----「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり。) 33.“微乎其微。”----「雀の涙。」(すずめのなみだ。)

日文谚语

日语谚语120句~ 1.悪妻は百年の不作娶了懒媳妇,穷了一輩子 2.悪事千里を走る好事不出门,坏事传千里 3.あちらを立てればこちらが立たぬ顾此失彼 4.後足で砂をかける过河拆桥 5.あとの祭り雨后送伞/马后炮 6.雨降って地固まる不打不成交 7.案ずるより生むがやすし车到山前必有路 8.急がばまわれ欲速则不达 9.一難去ってまた一難一波未平,一波又起 10.上には上がある天外有天 1.鬼に金棒如虎添翼 12.帯に短したすきに長し高不成低不就 13.蛙の面に水打不知痛,骂不知羞 14.勝てば官軍、負ければ佘? 胜者为王,败者为寇 15.金の切れ目が縁の切れ目钱断情也断 16.金がないのは首がないのと同じ手里没钱活死人 17.壁に耳あり、障子に目あり隔墙有耳 18.堪忍袋の緒が切れる忍无可忍 19.聞いて極楽、見て地獄看景不如听景 20.聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥不懂装懂永世饭桶 21.器用貧乏百会百穷 22.木を見て森を見ず只见树木,不见森林 23.苦あれば楽あり苦尽甘来 24.口は災いのもと祸从口出 25.苦しいときの神だのみ平平时不烧香,临时抱佛脚 26.芸は身を助ける一技在身,胜积千金 27.けがの功名侥幸成功 28.転ばぬ先の杖未雨绸缪 29.転んでもただは起きない雁过拔毛 30.子を持って知る親心养子方知父母恩 31.先んずれば人を制す先下手为强,后下手遭殃 32.鯖を読む打马虎眼 33.釈迦に説法班门弄斧 34.杓子定規墨守成规 35.重箱の隅をつつく吹毛求疵 36.柔よく剛を制す柔能制刚 37.知らぬが仏眼不见,心不烦 38.尻馬に仱? 付和雷同 39.人事を尽くして天命を待つ谋事在人,成事在天 40.捨てる神あれば拾う神あり天无绝人之路 41.すまじきものは宮仕え活不入宮门,死不入地狱 42.栴檀は双葉より芳し英雄出少年

中日谚语比较

53 日本人と中国人の世間観―─諺に見られる 言語表現からの検証と考察─― 黄欣 0.はじめに 一般に、言語表現の上から、その言語を使用する民族集団の文化的特色を見て取ることができる。特に、日常生活から生まれ、民衆の知恵の結晶として使 われてきた諺は、各民族それぞれの伝統的な物の見方?考え方を濃厚に反映し ている。元来、諺は民衆の知恵の総合とも言うべきものであることから、異なった民族の諺でも、形式から内容まで共通性をもっているものもあるが、諺は各民族の民衆によって作り出されたものであり、各民族の歴史、地理環境、生産活動および人々の生活習慣、思考の方式などに差異があるため、各民族の自然観、世間観、人生観などの面にその民族固有の特性、文化の特色が見られ、 諺にそれが反映されている。本稿では、日本と中国の諺を分析し?諺に見られ る 言語表現の上から両国の人々の世間観の特徴を検証し、考察していく。 なお、本稿では主として日本の諺をもとに、それと対応する中国の諺を取り上げて比較するが、中国の諺の中でも漢民族の諺を、また特に、両国でも一般の民衆たちによく知られ、生活の中でよく使われている諺を取り上げる。同時に、日本と中国それぞれの独自の諺も考察の対象とする。 1.諺について 1.1. 日本の諺の定義 諺の定義については、藤沢(1960)によれば、日本の諺には広義と狭義の二種類の定義があるとし、「広義とは、どんなことばでも、一定の形をとって、俗 間に伝唱されれば、みなことわざである」1 としている。藤沢によれば、日本語 の慣用句、歌謡、なぞは、すべて諺ということになり、「ただ一つの形容詞であ っても、それが一定の形をとって、常にある種のことがらを形容するものとして知られていけば、それはすでにことわざである」2 とまで述べている。 54 黄欣 狭義の諺について藤沢は、「ある種類の教訓、警戒、風刺、またはその他の視察経験による知識をいいあらわしたものである」3 としている。これについて、金子(1969)は次のように説明している。 ことわざは……民衆の中からいわばおのずから生まれ出たものである。……民衆がその体験によってみずから得た教訓なのである。……いわば、民 衆同士が肩を叩いての忠言、助言である。4 ことわざは、民衆がその実際生活の体験の中から、人間や人生に対する

中国谚语中日文对照

中国谚语中日文对照 2007年02月12日星期一下午08:45 あ) - - - - - - - - - - - - 相手のない喧噖はできぬ一個碗不鴔,乮個碗叮当 1 悪妻は百年の不作娶了懶嫁媎,竑了一輩子 2 足下に火がつく火焼眉毛 3 頭雔して尻雔さず藏頭露尾 4 彼方立てればこちらが立たぬ顧此失彼 5 案ずるより生むが易い車到山前必有路 6 (い) - - - - - - - - - - - - 行きはよいよい帰りはこわい上山容易下山難 7 意を得ず意を用いる専心致志 8 井の中の蛙大海を知らず井底之蛙不知大海 9 石の上にも三年功到自然成 10 医者と味噌は古いほどよい醫不三世不服其薬 11 一か八か孤注一攕 12 一難去ってまた一難一波未平一波又起 13 一蓮托生一朝天子一朝臣 14 一日千秋一日三秋 15 一年の計は元旦にあり一年之計在于春 16 一塵も染まず香り骨に到る一塵不染 17 一文惜しみの百失い因小失大 18 一挙乮得一挙乮得 19 一髪千鈞を引く千鈞一髪 20 命あっての物穘好死不加癩活着 21 唗に備わるのみ瀍竿充数 22 (う) - - - - - - - - - - - - 上には上がある能人頭上有能人 23 上を下への大さわぎ鶏犬不寧 24 牛に対して琴を弾ず對牛弾琴 25 後髪を引かれる恋恋不舎 26 梁の塵を動かす余音繞梁 27 鵼のまねをする烏東施效颽 28 褃には褃がある話中有話 29 噂をすれば影がさす説着曹操,曹操就到 30 (え) - - - - - - - - - - - - 英雄色を好む英雄難過美人関 31 蝦で鯛を釣る金釣蝦米釣鯉魚 32 (お) - - - - - - - - - - - - 大飈呂敷を広げる大吹特吹 33 傍目八目當事者迷,傍觪者清 34 男子の一言金鉄の如し君子一言,駟駌難追 35 鬼の目にも涙頱石也会點頭 36 おぶえば抱かりよう得寸適尺 37

中国谚语中日文对照

中国谚语中日文对照 (あ) - - - - - - - - - - - - 相手のない喧嘩はできぬ一個碗不鳴,両個碗叮当 1 悪妻は百年の不作娶了懶嫁婦,窮了一輩子 2 足下に火がつく火焼眉毛 3 頭隠して尻隠さず藏頭露尾 4 彼方立てればこちらが立たぬ顧此失彼 5 案ずるより生むが易い車到山前必有路 6 (い) - - - - - - - - - - - - 行きはよいよい帰りはこわい上山容易下山難 7 意を得ず意を用いる専心致志 8 井の中の蛙大海を知らず井底之蛙不知大海 9 石の上にも三年功到自然成 10 医者と味噌は古いほどよい醫不三世不服其薬 11 一か八か孤注一擲 12 一難去ってまた一難一波未平一波又起 13 一蓮托生一朝天子一朝臣 14 一日千秋一日三秋 15 一年の計は元旦にあり一年之計在于春 16 一塵も染まず香り骨に到る一塵不染 17 一文惜しみの百失い因小失大 18 一挙両得一挙両得 19 一髪千鈞を引く千鈞一髪 20 命あっての物種好死不加癩活着 21 員に備わるのみ濫竿充数 22 (う) - - - - - - - - - - - - 上には上がある能人頭上有能人 23 上を下への大さわぎ鶏犬不寧 24 牛に対して琴を弾ず對牛弾琴 25 後髪を引かれる恋恋不舎 26 梁の塵を動かす余音繞梁 27 鵜のまねをする烏東施效顰 28 裏には裏がある話中有話 29 噂をすれば影がさす説着曹操,曹操就到 30 (え) - - - - - - - - - - - - 英雄色を好む英雄難過美人関 31 蝦で鯛を釣る金釣蝦米釣鯉魚 32 (お) - - - - - - - - - - - - 大風呂敷を広げる大吹特吹 33 傍目八目當事者迷,傍観者清 34 男子の一言金鉄の如し君子一言,駟馬難追 35 鬼の目にも涙頑石也会點頭 36 おぶえば抱かりよう得寸進尺 37 親の心子知らず子女不知父母心 38

中日谚语对比研究

中日谚语对比研究 刘晶 【摘要】:语言与文化有着密切的关系。任何语言都不能脱离文化而独立存在。作为语言表现形式之一的谚语更是其民族文化的写照,同时也是人民群众在日常生活经验中总结出来的智慧的结晶。其中蕴含着该民族固有的价值观和人生哲理。中国与日本隔海相望,在文化等诸方面都互相影响。众所周知,随着汉字和儒学传入日本,许多的中国谚语也随之传入,但是,通过查阅日语辞典及对日本人使用的谚语的调查来看,由日本人自己创所作的谚语仍然占据着绝对的优势。因此,对于中日两国人民所使用的谚语,特别是中日非同源谚语,我产生了浓厚的兴趣。在本文中,我决定对中日非同源谚语进行研究。主要对在音声、句子结构变化、表达方式、语用论及修辞手法方面的中日谚语的特征及谚语中所蕴含的文化对各自国家的谚语有着怎样的影响进行了以下分析研究。第一章中,首先明确了本论文的研究目的、意义、对象、方法后,总结相关先行研究,并对本论文进行了明确的定位。迄今为止,关于谚语的研究多限于以表面形式为重点,只比较外观的异同以及对意义与语用的比较的论文,而对于中日同源与非同源谚语的研究还不多。因此,本论文将从广义角度考查中日非同源谚语的比较研究。 在第二章中,对中日谚语分别与惯用句、成语和格言进行了区分,并对中日谚语的诞生和传承进行了阐述。在第三章中,首先对中日同源谚语从发音、形式结构和语用方面,在传入日本后进行的改造进行了简单的分析,并探讨了其变化的原因。并且,本文对中日非同源谚语从语源、发音、句子结构变化、语用论以及修辞几个方面进行了详细的分析,特别对中日谚语所蕴含的文化因素做了对比研究。第四章是对本论文的综合性考察,总结了研究成果并得出结论。 中日两国谚语在自然环境、宗教、思维习惯、世界观及心理认知的影响下,产生了各自与众不同的谚语。希望以上研究对于今后的谚语研究具有理论意义及价值。 【关键词】:中日对比谚语非同源文化 【学位授予单位】:大连海事大学 【学位级别】:硕士 【学位授予年份】:2009 【分类号】:H136;H36 【DOI】:CNKI:CDMD:2.2009.107532 【目录】: ?摘要5-6 ?要旨6-10 ?第一章序論10-15 ? 1.1 研究の目的と意義10-11 ? 1.2 研究方法と对象11 ? 1.3 先行研究及び本論の位置づけ11-15 ? 1.3.1 中国語の諺についての先行研究11-12 ? 1.3.2 日本語の諺についての先行研究12 ? 1.3.3 中日の諺についての对照の先行研究12-13

中日对照谚语

中国語日本語 1. 愛不釋手気に入って手放せない 2. 愛財如命守銭奴、金だけが命 3. 愛莫能助力になりたくともなれない 4. 百孔千瘡傷だらけ、欠陥だらけ 5. 白手起家一代で財を築いた 6. 百依百順言いなり、言うがまま 7. 半斤八兩どんぐりの背比べ 8. 閉関自守孤立する 9. 閉門造車自分勝手なやり方 10. 変本加勵激しさに輪をかける 11. 別出心裁新機軸を打ち出す、新しいアイデアを出す 12. 不打自招語るに落ちる、自分から白状する 13. 不堪設想考えるだに恐ろしい 14. 不可救藥つける薬がない、救いようがない 15. 不求甚解大体わかれば満足 16. 不勝枚舉枚挙にいとまがない 17. 不速之客招かれざる客、歓迎されない人 18. 不知所云わけが分からない 19. 不自量力自分の実力を顧みない 20. 不足為奇別に不思議ではない 21. 惨不忍睹悲惨で見ていられない 22. 草草了事いいかげんに済ます 23. 粗心大意おおざっぱで不注意 24. 長篇大論長広舌をふるう 25. 趁熱打鉄鉄は熱いうちに打て 26. 乘風轉舵機を見るに敏 27. 痴人説夢たわごとを言う 28. 重見天日再び日の目を見る 29. 重温旧夢夢よもう一度 30. 重整旗鼓体勢を立て直す 31. 初出茅廬駆け出しで経験がない 32. 出人頭地人に一歩先んじる 33. 穿針引線手引きをする 34. 唇齒相依運命共同体 35. 大材小用有能な人につまらない仕事をさせる 36. 大吹大擂手前味噌を並べ立てる 37. 大公无私公平無私 38. 大庭广衆公開の場所で、公衆の面前で 39. 胆小如鼠ひどく臆病である 40. 道听途説受け売りで話す、聞きかじり 41. 得寸進尺つけあがる、満足を知らない 42. 得心應手実力を思うままに発揮する 43. 得意忘形有頂天になる、舞い上がる

中日谚语之间的关系分析

中日谚语之间的关系大致分成两种: 1,直接把中国的谚语翻译成日文。如: “百闻不如一见”----「百闻は一见に如かず」 (ひゃくぶんはいっけんにしかず) 2, 中日两国的谚语各不相同,但其含义相同。如: “歪打正着”----「怪我の功名」(けがのこうみょう) 对第一类不必做仸何解释,而对第二类,则有时要进行必要的说明。还有一些很难找到吅适的对应谚语,但它有特别之处,也适当地进行介绍。 第一类:“青出于蓝而胜于蓝”----「青は蓝より出でて蓝より青し」 (あおはあいよりいでてあいよりあおし) 第二类:“垂头丧气”----「青菜に塩」(あおなにしお) 第一类:“光阴似箭”---「光阴矢の如し」 (こういんやのごとし) “一年之计在于春”---「一年の计は元旦にあり」 (いちねんのけいはがんたんにあり) “滴水穿石”---「雨だれ石を穿つ」 (あまだれいしをうがつ) 第二类:“功到自然成”---「石の上にも三年〕 (いしのうえにもさんねん) “满瓶不响,半瓶叮当”---「空き樽は音高し」 (あきだるはおとたかし) “火烧眉毛”---「足下に火がつく」 (あしもとにひがつく) 第一类: “只知其一,不知其二。”------「一を知り二を知らず」 (いちをしりてにをしらず) “一叶落知天下秋。” ------ 「一叶落ちて天下の秋を知る」 (いちようおちててんかのあきをしる) “一年之计在于春” ------ 「一年の计は元旦にあり」 (いちねんのけいはがんたんにあり) 第二类: “马后炮”------「后の祭り」(あとのまつり)“事后搞庆祝活动” “八九不离十”------「当たらずといえども远からず」 (あたらずともいえどもとおからず) 注:「当たる」是“说准了”,它的否定是「当たらず」;「とも言えども」是“虽然说是”;「远からず」是“远”的否定,这是古语说法,和「远くない」相同。整个意思是说“虽然没有说准,但也离得不太远。” “昙花一现”------「朝颜の花一时」(あさがおのはないちじ) 注:「朝颜」是“牵牛花”又称“喇叭花”,夏天早晨花开得很好看,但是太阳出来后很快就蔫掉;「一时」有两个解释:1是一点钟,2是暂时,在这里用2。整个意思是说“牵牛花开花虽然很好看,但很快就蔫掉了。”表示是“短暂的美”。 第一类: “岁月不待人”----「歳月人を待たず」 (さいげつひとをまたず)

日汉实用翻译

实践部分 本课程采取章节教学,按照讲述内容可以分为四个单元。第一单元包括第二课,主要讲解汉日语言各自的特点;第二单元包括第三课至第十一课,主要讲授词汇翻译的原则与技巧;第三单元包括第十二课至第十五课,主要讲授语句的翻译原则与技巧;第四单元包括第十六课至第十九课,主要讲授不同题材和体裁的文章翻译原则与技巧。单元中每课有对照阅读和练习,并附有提示解说。 第一单元汉日语言特点 第二课日汉语主要不同点 一、课程内容: 1.语系不同 2.语序不同 3.决定词汇在句子中的地位、作用的方式不同 4.词尾变化不同 5.表达敬谦的方式不同 6.思维形象、比喻习惯不同 7.标点符号不同 二、考核要求: 具体掌握日汉语言在语言学上的差异 第二单元词汇翻译方法与技巧 第三课要十分重视汉字词 一、课程内容: 1.日语汉字词同汉语简单比较 2.误译例辨析 二、考核要求 1.掌握汉日词汇结构的各自特点 2.掌握翻译汉字词的方法 第四课增词、减词、引申 一、课程内容 1.增词:增译人称代词;增译数量词;增译指量词;增译日语表达中的合理省略;日语并列句中的双主语共用一个谓语时增译谓语。 2.减词:减译名词;减译指示词、形式名词;减译动词;减译连词。 3.引申:解释性引申;抽象性引申。 4.翻译方法:增词不是画蛇添足;减词不是削足适履;引申不是无根据的异想天开。二、考核要求 翻译中有处理下列问题的能力:对日、汉语不同表达方式的增译、减译和引申。 第五课转换词语、正反表达

一、课程内容 1.转换词语:日语中带动词性质的名词以及有这类名词构成的复合动词汉译时往往译成动词或动宾词组;形容词、形容动词有时也转换为动词;日语的状语 有时译成汉语的补语。 2.正反表达:日语正面表达,汉语反面表达;日语反面表达,汉语正面表达;否定句译成肯定句。 3.翻译方法:吃透原文,捕捉真意,选择合适汉语表达,做到“词变意不变,形反意不反”。 二、考核要求 翻译中有处理下列问题的能力: 1.转换词语 2.正反表达 第六课拟声词、拟态词的翻译 一、课程内容 1.日、汉语拟声词、拟态词比较:日语拟声拟态词多的原因;日语拟声拟态词的构词 特点;汉语拟声拟态词的特点。 2.汉译方法:准确理解原意;不译、意译都要以不损原意为原则;译词要符合汉语表达;翻译形式灵活掌握。 二、考核要求 翻译中有处理下列问题的能力:准确翻译拟声拟态词 第七课外来语的翻译 一、课程内容 1.日语外来语的特点:数量多使用范围广;构造手段灵活; 2.翻译方法:音译与意译相结合。 二、考核要求 翻译中有处理下列问题的能力: 1.所选外来语词汇的特点与翻译难度 2.人名,公司名的翻译 3.一些科技用语的翻译 第八课人称代词与指示词的翻译 一、课程内容 1.人称代词的增加:敬语;寒暄语;授受关系动词、补助动词做谓语的句子;以感觉、思 维类动词做谓语的略主句;以感情形容词做谓语的句子;表示希望、 意志、命令的句子;对话中晚辈自己称呼自己的名字和长辈称呼晚辈 的名字;对话中的职务。 2.指示词的翻译:指代眼前事物;指代紧挨在前面的单词、词组、句子或文章;指代前面提到过的单词、词组、句子或文章;

中日对照常用成语150例

中日对照常用成语150例 成语日本語 1.愛不釋手気に入って手放せない 2.愛財如命守銭奴、金だけが命 3.愛莫能助力になりたくともなれない 4.百孔千瘡傷だらけ、欠陥だらけ 5.白手起家一代で財を築いた 6.百依百順言いなり、言うがまま 7.半斤八兩どんぐりの背比べ 8.閉関自守孤立する 9.閉門造車自分勝手なやり方 10.変本加勵激しさに輪をかける 11.別出心裁新機軸を打ち出す、新しいアイデアを出す 12.不打自招語るに落ちる、自分から白状する 13.不堪設想考えるだに恐ろしい 14.不可救藥つける薬がない、救いようがない 15.不求甚解大体わかれば満足 16.不勝枚舉枚挙にいとまがない 17.不速之客招かれざる客、歓迎されない人 18.不知所云わけが分からない 19.不自量力自分の実力を顧みない 20.不足為奇別に不思議ではない 21.惨不忍睹悲惨で見ていられない 22.草草了事いいかげんに済ます 23.粗心大意おおざっぱで不注意 24.長篇大論長広舌をふるう 25.趁熱打鉄鉄は熱いうちに打て 26.乘風轉舵機を見るに敏 27.痴人説夢たわごとを言う 28.重見天日再び日の目を見る 29.重温旧夢夢よもう一度 30.重整旗鼓体勢を立て直す 31.初出茅廬駆け出しで経験がない 32.出人頭地人に一歩先んじる 33.穿針引線手引きをする 34.唇齒相依運命共同体

35.大材小用有能な人につまらない仕事をさせる 36.大吹大擂手前味噌を並べ立てる 37.大公无私公平無私 38.大庭广衆公開の場所で、公衆の面前で 39.胆小如鼠ひどく臆病である 40.道听途説受け売りで話す、聞きかじり 41.得寸進尺つけあがる、満足を知らない 42.得心應手実力を思うままに発揮する 43.得意忘形有頂天になる、舞い上がる 44.洞若観火火を見るより明らか 45.翻天覆地上を下への大騒ぎ、天地を覆すような?? 46.飛黄騰達とんとん拍子に出世する 47.甘拜下風風下に甘んじる、素直に負けを認める 48.隔岸観火対岸の火事 49.格格不入互いに相容れない 50.狗急跳墻窮鼠猫を噛む、火事場の馬鹿力 51.孤注一擲乾坤一擲、いちかばちか 52.顧名思義文字通り、名前から考えて 53.鬼使神差神仏の引き合わせ、不思議な力に導かれたよう 54.裹足不前二の足を踏む、しり込みをする 55.海闊天空気宇壮大である 56.好景不長好事魔多し、良い時期は長く続かない 57.好大喜功功名心にとらわれている、大きな仕事で手柄を立てようとする 58.狐假虎威虎の威を狩る狐 59.虎口余生九死に一生を得る 60.華而不實見かけばかりで実質が伴わない 61.化為烏有うやむやにする、なかったことにする 62.換湯不換藥形だけ変えて中味は同じ 63.揮金如土湯水のごとく金を使う 64.鷄毛蒜皮取るに足らぬ小さな事 65.集思广益衆知を集める 66.家常便飯日常茶飯事、ありきたり 67.家喩戸曉知らぬ者なし、津々浦々に知れ渡っている 68.嬌生慣養蝶よ花よと甘やかして育てられる 69.叫苦連天苦しみを訴える、苦しみにあえぐ 70.借題發揮事にかこつけて自分の意見を述べ立てる 71.近水楼台(先得月)役得、利益を得やすい地位にある 72.進退兩難進退窮まる

中日文服装俗语

天竺(てんじく) 单边 両畦(りょうあぜ) 柳条 片畦(かたあぜ) 珠地 表目(おもてめ) 面针 裏目(うらめ) 底针 ガーター编み两面底针 ハーフミラノ打鸡 フルミラノ四平 天竺袋(てんじくぶくろ) 元筒パイピング单边包 はぎ接缝 リンキング缝 编み地(あみじ) 针织组织,布片スワッチ布片,小块布样 引き上げ目(ひきあげめ) (横机)织花 透かし编め(すかしあめ) 挑吼総针(そうばり) 密针 リブ坑条罗纹 二重うす(にじゅううす) 双纱嘴 引き揃え(ひきそろえ) 并毛 オーバーウォッシュ洗溶 カーディガン过头衫 プルオーバー开胸衫 デニム牛仔布 クォリティー成分 ニッテングペーパー吓数纸 ギャザー打碎褶 オーバーロック鈒骨 スリット开叉 伏せ目(ふせめ) 锁边 ステッチ针迹,线迹 ニードルパンチ针毛 インターシャー挂毛,提花 ジャガード(花机)打花 アシッドダイ酸洗 风合い(ふうあい) 手感 ピコット狗牙边 スカラップ荷叶边 球心(きゅうしん) 缩针 メジャー软尺,布尺 ケーブル扭绳 针落とし(はりおとし) 漏针レース花边 ポンポン毛球 パンチカード穿孔卡片,(卡纸) ビーズ珠仔 スパンコール珠片 钩针ループ(かぎばり) 手钩圈 ポケット袋 ミニライダー车花 ファスナー(ジッパー) 拉链,拉 锁 ダブルスライダー双头拉链 生地(きじ) 布料 ゲージ针数,针型密度 プリント印花 ビーカー打色办 タグ挂牌 しわ加工压皱处理 コットン棉 ウール羊毛 ポリエステル涤纶,聚脂纤维 レーヨン人造丝 ビスコースレーヨン粘胶人造 丝 毛(け) 毛,纯毛 アクリル人造毛 ナイロン尼龙 モヘア马海毛 カシミア羊绒,开士米 アンゴラ免毛 ラムスウール羊仔毛 キャメル驼绒毛,骆驼毛 アルパカ羊驼毛 シェットランド雪兰毛 メリノウール美丽诺羊毛 シルク丝,真丝 リネン麻 ラメ糸(し) 金银线 マルロン拉架 着丈(きたけ)、身丈(みたけ) 身 长 バスト胸阔 袖丈(そでたけ) 袖长 袖巾(そではば) 袖阔 アームホール夹阔 袖口巾(そでくちはば) 袖口阔 袖口丈(そでくちたけ) 袖口长 天巾(てんはば) 领阔 前下がり(まえさがり) 前领深 后ろ下がり(うしろさがり) 后 领深 衿巾(えりはば) 领高 前立て(まえだて) 胸贴 ウェスト腰围 裾巾(すそはば) 衫脚阔 裾丈(すそだけ) 衫脚高 VネックV领 UネックU领 ラウンドネック圆领 ボートネック船领 ハイネック高领 衿ぐり领围 ダーツ省 フード风帽 ベルト腰带 オフホワイト米白,黄白 生成り(きなり) 原白 ライトグレー浅灰色 チャコール炭灰色 クリーム乳白色,淡黄色 イエロー黄色 カーキ卡其色,土黄色 ベージュ杏色 モカ深咖啡色 ブラウン茶色 こげ茶深棕色 レンガ砖色 ワイン酒红 サックス天蓝色 绀(こん) 藏青色 ネイビー宝蓝 グリーン绿色

中日谚语分析

中日谚语分析 中日谚语之间的关系大致分成两种: 1、直接把中国的谚语翻译成日文。如:“百闻不如一见”——「百聞は一見に如かず」 2、中日两国的谚语各不相同,但其含义相同。如:“歪打正着”——「怪我の功名」 对第一类不必做任何解释,而对第二类,则有时要进行必要的说明。还有一些很难找到合适的对应谚语,但它有特别之处,也适当地进行介绍。 第一类 青出于蓝而胜于蓝”——「青は藍より出でて藍より青し」(あおはあいよりいでてあいよりあおし) 光阴似箭——-「光陰矢の如し」 一年之计在于春——「一年の計は元旦にあり」 滴水穿石——-「雨だれ石を穿つ」(あまだれいしをうがつ) 只知其一,不知其二......「一を知り二を知らず」(いちをしりてにをしらず) 一叶落知天下秋——「一葉落ちて天下の秋を知る」 一年之计在于春——「一年の計は元旦にあり」 岁月不待人——「歳月人を待たず」(さいげつひとをまたず) 养子方知父母恩——「子をもって知る親の恩」 知子莫若父——「子を知ること父に如くはなく」(しく) 千里之堤溃于蚁穴——「千里の堤も蟻の穴から。」(つつみ) 条条道路通罗马——「すべての道はローマに通ず。」(つうず) 脍炙人口——「人口に膾炙する」(じんこうにかいしゃする) 笑里藏刀——「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり) 前门拒虎,后门进狼——「前門の虎、後門の狼」 千里之行,始于足下——「千里の道も一歩より起こる」 笑里藏刀——「笑中に刀あり」(しょうちゅうにとうあり) 流水不腐,户枢不蠹——流れる水は腐らぬ(ながれるみずはくさらぬ) 快马加鞭——駆け馬に鞭(かけうまにむち) 恩将仇报——恩を仇で返す(おんをあだでかえす) 子女不知父母心——親の心子知らず 照猫画虎——猫を真似て虎をかく 一丘之貉......一つ穴の狢.(ひとつあなのむじな) 放虎归山——虎を野に放つ(とらをのにはなつ) 逐二兔者不得其一(鸡飞蛋打)......二兎を追う者は、一兎をも得ず(にとをおうものはいっとをもえず) 千里之堤溃于蚁穴——千里の堤も蟻の穴から(つつみ) 画饼充饥——絵に描いた餅(えにかいたもち) 雨后春笋——雨後の筍(うごのたけのこ) 一箭双雕......一石二鳥(いっせきにちょう) 鹬蚌相争,渔翁得利——鹬蚌の争い、漁夫の利となる(いっぽうのあらそい、ぎょふのりとなる) 一将功成万古枯......一将功成りて万骨枯る(いっしょうこうなりて、ばんこつかる)说起来容易做起来难——言うは易く、行うは難し(いうはやすく、おこなうはかたし)以毒攻毒——毒を以って毒を制す(どくをもってどくをせいす)

日本谚语50条

日本谚语50条 1.“百闻不如一见”----「百聞は一見に如かず」(ひゃくぶんはいっけんにしかず) 2.“歪打正着”----「怪我の功名」(けがのこうみょう) 3.“青出于蓝而胜于蓝”----「青は藍より出でて藍より青し」(あおはあいよりいでてあいよりあおし) 4.“垂头丧气”----「青菜に塩」(あおなにしお) 5. “光阴似箭”---「光陰矢の如し」(こういんやのごとし) 6.“一年之计在于春”---「一年の計は元旦にあり」(いちねんのけいはがんたんにあり) 7.“滴水穿石”---「雨だれ石を穿つ」(あまだれいしをうがつ) 8. “功到自然成”---「石の上にも三年](いしのうえにもさんねん) 9.“满瓶不响,半瓶叮当”---「空き樽は音高し」(あきだるはおとたかし) 10.“火烧眉毛”---「足下に火がつく」(あしもとにひがつく) 11.“只知其一,不知其二。”------「一を知り二を知らず」(いちをしりにをしらず) 11.“一叶落知天下秋。” ------「一葉落ちて天下の秋を知る」(いちようおちててんかのあきをしる) 12.“一年之计在于春” ------「一年の計は元旦にあり」(いちねんのけいはがんたんにあり) 13.“马后炮”------「後の祭り」(あとのまつり)“事后搞庆祝活动” 14.“八九不离十”------「当たらずといえども遠からず」(あたらずともいえどもとおからず) 15.“昙花一现”------「朝顔の花一時」(あさがおのはないちじ) 16.“岁月不待人”----「歳月人を待たず」(さいげつひとをまたず) 17.“养子方知父母恩”----「子をもって知る親の恩」(こをもってしるおやのお

中日两国共同使用的成语及谚语

中日两国共同使用的成语: 中国的部分成语,日语作为“四字熟语”来使用,这些“四字熟语”除了有些日语汉字与中文汉字写法不同外,其“形”与“义”与中文是相同的。这里,就其常用的列出如下: 暗中模索(あんちゆうもさく)唯唯諾諾(いいだくだく) 異曲同工(いきょくどうこう)一字千金(いちじせんきん) 一網打尽(いちもうだじん)一目瞭然(いちもくりょうぜん) 一気呵成(いっきかせい)一挙両得(いっきょりょうとく) 一刻千金(いっこくせんきん)一視同仁(いっしどうじん) 一瀉千里(いっしゃせんり)一触即発(いっしょくそくはつ) 一知半解(いっちはんかい)一張一弛(いっちょういっし) 一朝一夕(いっちょういっせき ) 一長一短(いっちょういったん) 一擲千金(いってきせんきん)一刀両断(いっとうりょうだん) 意馬心猿(いばしんえん)温故知新(おんこちしん) 臥薪嘗胆(がしんしょうたん)隔靴掻痒(かっかそうよう) 画竜点睛(がりゅうてんせい)夏炉冬扇(かろとうせん) 鰥寡孤独(かんかこどく)起死回生(きしかいせい) 気息奄奄(きそくえんえん)急転直下(きゅうてんちょっか) 驚天動地(きょうてんどうち)金枝玉葉(きんしぎょくよう) 金城湯池(きんじょうとうち)空前絶後(くうぜんぜつご) 空中楼閣(くうちょうろうかく)軽挙妄動(けいきょもうどう) 鶏鳴狗盗(けいめいくとう)牽強付会(けんきょうふかい) 拳拳服膺(けんけんふくよう)言行一致(げんこういっち) 行雲流水(こううんりゅうすい)巧言令色(こうげんれいしょく) 光風霽月(こうふうせいげつ)虎視眈々(こしたんたん) 五臓六腑(ごぞうろっぷ)三位一体(さんみいったい) 自給自足(じきゅうじそく)四分五裂(じぶんごれつ) 自暴自棄(じぼうじき)四面楚歌(しめんそか) 弱肉強食(じゃくにくきょうしょく)神出鬼没(しんしゅつきばつ)

有关动物谚语的中日比较_从_狗_的谚语看中日文化_高瑜

2009年第06期N o .06,2009 第25卷J O U R N A LO FE D U C A T I O N A LI N S T I T U T EO FJ I L I NP R O V I N C E V o l .25(总222期) T o t a l N o .222 收稿日期:2009—01—15作者简介:高 瑜(1983—),女,陕西汉中人。西南科技大学外国语学院,助教,硕士,研究方向:日语语言文化。 有关动物谚语的中日比较 ———从“狗”的谚语看中日文化 高 瑜 (西南科技大学外国语学院,四川绵阳621010) 摘要:谚语是一种文化,它具有深刻的思想性和艺术性。本文通过中日两国对动物“狗”的谚语的比较研究,反映了两国对狗的看法以及历史性变迁,由此角度也可以了解一些两国的历史文化,特别是民俗文化。 关键词: 中图分类号:I 276.7 文献标识码:A 文章编号:1671—1580(2009)06—0053—02 一、引 言 《说文解字》中说“谚”为“传言也”。“传言”即口头传说之意。谚语之所以为人们喜闻乐道,经久不衰,一方面是它具有深刻的思想性、高超的语言艺术性;另一方面,它所蕴含的丰富的文化性也是非常重要的因素。日语中的动物谚语尤其丰富,人们对动物的看法如何,常常表现在谚语中,反映了这个国家或民族的历史、文化、民俗的一个方面。本文试就中日两国有关“狗(犬)”“猫”的谚语,对两国意识、观念上的差异作一些探讨。 二、狗(犬) 狗是人类从野生动物中最早驯服成家畜的动物。概略地说,新石器时代以后,狗就作为最早的家畜遍及世界各地。因此,狗在家畜中与人的关系最为密切。 在中国,狗还被称作“犬”。《辞海》是这样下定义的:“犬,①家畜名。亦称`狗'。哺乳纲,犬科。为人类最早驯化的家畜。耳短直立或长大下垂,听觉、嗅觉灵敏。犬齿锐利。舌长而薄,有散热功能。前肢五趾,后肢四趾,有钩爪。尾上卷或下垂。性机警,易受训练。……品种很多,按用途可分为牧羊犬、猎犬、警犬、玩赏犬以及挽拽、皮肉用等。②旧时常用为自谦或鄙斥他人之词。” 狗在日语中的汉字是“犬”。日本《国语大辞典》对“犬”有着详尽的介绍:“①イヌ科の動物。賢く、人に忠実で、嗅覚と聴覚は極めて鋭く、狩猟用、警察用、労役用、愛玩用などとして広く飼養される家畜。②ひそかに人の秘密をかぎつけて告げ知ら せる者。回し者。間者。スパイ。③御殿女中に召し使われる少女。お犬。④人を卑しめ、ののしっている語。こいつめ。⑤犬追物のこと。⑥(人の守りとも魔よけともなり、物の怪を追い払うというところから)幼児の額に`犬'の字を書いたり、そばに犬張子などを置いたりする、その文字や玩具。⑦警官をいう。” 由此看来,中日两国在对“狗”的一般性认识上既有相同之处,又有不同点。较为明显的差别是:日本的“狗”所表现的内容要比中国的丰富广泛,这一点在两国的谚语中也有所表现。 中国有关“狗”的谚语根据其含义可大致分为三类:第一类是由狗为主人尽忠这一传统观念而产生的。这类谚语通常以:“犬”和“马”共同构成。例如:“犬马之劳”,“犬马恋主”,“犬马之报”,“犬吠非主”等;第二类是由狗是献媚主人,仗势欺人的卑劣畜牲,是低级肮脏、贪婪残忍的动物这一否定看法而产生的。“狗头军师”、“狗仗人势”、“猪卑狗险”、“鼠窃狗盗”、“狼心狗肺”、“狗改不了吃屎”、“狗咬吕洞宾,不知好人心”等等都充分体现了人们对狗的厌恶之情,这一类谚语在中国有关“狗”的谚语中占了相当大的比重,只以《实用成语词典》、《古今汉语成语词典》、《谚语五千条》、《俗语五千条》四种著作而言,其中收录的“狗”类谚语的一半以上都是表示这种轻蔑卑视的词语;最后一类是把狗作为家畜家禽的代表来构成的,通常与“鸡”相联,例如: 53 吉林省教育学院学报https://www.docsj.com/doc/1c102097.html, 吉林省教育学院学报投稿咨询Q1105665663

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